今月は「ふたご座流星群」、「皆既月食」と2週にかけて夜空を見上げるチャンスが来ます。

「ふたご座流星群」は12月13日夜から16日朝までの間 活動が活発と言われています。中でも14日真夜中過ぎから15日の明け方までの間に最も多くの流星が出現すると予想されているようです。ご注意していただきたいのが、今年は真夜中前まで月が出ています。時間は遅くなりますが、折角の機会ですので 月が沈む真夜中過ぎに観察をしたほうが、より多くの流星を見るチャンスがあると思われます。 

ふたご座流星群.jpg

                 (国立天文台 HP参照)

「皆既月食」は12月21日に2007年8月28日以来、およそ3年ぶりで日本で見ることが出来ます。皆既月食は16時40分に始まり、17時54分に終わります。また月食(部分月食)が終わるのは、19時2分です。ですので、月が地平線から昇ってくるときには、すでに月食が始まっていますし、地平線に近い低い空に月が見えますので、注意してください。

皆既月食.jpg
 

                    ( AstroArts Inc. ホームページ参照)