平成28年 三重県委託訓練(公共職業訓練) 40コース パソコンビジネスWEB基礎科 名張です。
今日はWordの2日目です。
午前中に1日目の復習と段落書式(行揃え、インデント)を説明し、午後から演習問題に入っています。
一応、”この段階での”私の解説方針は次のとおりです。
- 文字・行・段落などは明確に分ける
- 改行ではなく、新しい段落をおこす
- 段落記号は段落記号という文字(書式継承の関係)
- 太字を使うならフォント自体を変える
- 色使いはアクセシビリティに配慮する
- 意味のない段落は作らない
- インデントは、操作方法より意味の理解を優先する
ちなみにテキストの話をしますと、当会場では出版社(日経BP社様)から特別に編成していただいたテキストを用いていますので、流れとしてもキレイですし、説明が丁寧で解説も豊富なため自宅学習にも向いています。※当然講師も楽(笑)
問題プリントと解説スライドだけですと講師の技量に大きく左右されてしまいますし、何より、練習時間や自宅学習(欠席時のフォローアップ)という点で、かなり(受講者の)仕上がりに差がでる”気が”します。
仕入れる(または印刷する)テキスト代を下げてコストダウンし、受講者から確実に利ざやを取るという方針も事業者として間違いではないのでしょうけど、学習効率を下げてまで行う意味があるのかどうか個人的には疑問です。
訓練受講者の方は数千円程度の負担増になり、訓練学校はテキストの利益が無くて困るのでしょうけど、訓練期間中のみながらず就職した先のことを見据えるなら、相応の教材を用いることはひとつの選択かと考えます。