連休明けの22日です。
本日はパソコンを使わない”就職支援のための講習日”となります。
テーマは次の2つです。
- キャリアの棚卸し
- ジョブ・カード作成
普通の方は、就職活動を行うのは人生にせいぜい数回、多い方でも10回前後だと思います。
また、一般的なキャリアカウンセラーは、何回か短い時間本人と話をするだけで、長期間寄り添うことは難しいです。
その点、訓練の講師は多くの方の就職活動を数カ月に渡って共に行いますので、感覚的かつ(キャリアコンサルタント資格保持者で研修や情報共有に積極的であれば)実務的に理解ができている面があります。
20代、30代、40代、50代、そして60代まで、様々な年齢の方が訓練に参加しますが、就職活動のために共通するキーワードは”自己分析””自己評価”です。
自分が分かっていないと、どの求人案件にエントリーすべきか、どの経路で求人活動を行うのか、どのような応募書類・エントリーシート(履歴書・経歴書)を作成するのか、面接ってどうしたら。など、あらゆる点で”あやふや”で”チグハグ”な行動になります。
そのため、厚労省から「ジョブ・カード」と呼ばれるキャリアの棚卸しを支援する書類が出ていますので、訓練ではそれを用いています。
ただこれは、見本を参考に記入するだけでは意味がほとんどありませんので、もし訓練外でハローワークなどの勧めで作成する方がいらっしゃれば、作成中のものを頻繁にハローワークやキャリアカウンセラーに目通しいただき、互いに話しながら埋めていくものであるとご理解いただければと思います。