平成29年 三重県公共職業訓練(委託訓練) 上野・名張です。 (ハローワーク伊賀管轄)
パソコン事務分野の訓練でよく目標になる資格に”日商PC検定”がございます。
この試験は、3分野「文書作成」「データ活用」「プレゼン」に分かれており、それぞれ実技科目と知識科目を受験します。
これまで知識科目の学習のため900問以上の課題を作ってきたおり、それを訓練の受講者に学習していただいていたのですが、重複する問題があることや、あまりも問題数が多すぎて、訓練期間中に目通しするだけでも困難になってしまいました。つまり課題を作りすぎた訳です。
同じことは実技科目にもいえ、こちらも40題以上用意いたしましたが、科目ごとに5題もあれば十分です。
40題すべて学習すれば100点を取りやすいですが、科目ごと5題で98点を取得し、余った時間で2級や他の資格の学習を行うほうが効率的だと、今は考えています。場合によっては、カリキュラム自体の科目数を増やすこともできるかもしれません。
問題数を作り過ぎますと学習者の受験時期が遅くなり、受験チャンスも少なくなってしまうわけです。
そこで、平成29年度訓練からは問題を厳選し、加えてWEB上で模擬問題にもチャレンジできるよう準備を進めています。
平成29年度の初期コースですべてそろえておくのは難しいですが、1年かけて整備したいと思います。
【試作品】
本試験に少し寄せて、「全体中何問目」「回答したものは分かるように」「あとで見直す」ができます。
また、回答のヒントになるような考え方や用語解説がでるようになります。